流山児★事務所 「SMOKE」

ケラリーノ・サンドロヴィッチが短編を新たに2時間に書き直し、天野天街が演出というこの舞台。映像を組み合わせた演出はよかったんだけど、似非ミュージカルぽくところどころ歌いだすのがどーも気持ち悪い。それぞれをコンテンポラリーダンスとして観るとおもしろいのかもしれないけど。
テキストはいいんだけど40分のものが2時間に伸びた要素がほとんど挿入される歌とダンスだったように感じて、ストーリーがどうも間延びした印象になってしまった。
40分のオリジナル+最後のヤマアラシ嗜好症*1だけだったらよかったのかも。短編のほうは観てないのでまったく的外れなこと言ってるかもしれないんですが…
でも基本的にドラッグ物、トリップ物の芝居は大好きです。

*1:「すっぱー、すぱぱ」ってやつの元歌?どっちが先なのか判断つかない。空手バカボン西村知美爆笑問題で「ヤマアラシとその他の変種」というケラ企画のコンピアルバムに収録、絶版