ペンギンプルペイルパイルズ 不満足な旅

昨日ザ・スズナリでペンギンプルペイルパイルズの「不満足な旅」を観た。
ふだんのPPPPより笑い多め。宮崎吐夢さんがいつもとちがって割と普通の人の役なんだけど、笑いはとってました。
ラストがかなりわけわからなく終わるけど、帰りの電車の中で自分なりの解釈がでました。ネタバレになるので白字で
姉は弟(吉川純広)の病を生き女神のヒーリングで治そうと祭りにつれてきたけど、相手の気持ちの考え方に問題ある彼氏にキレて弟といっしょにいることができなかった。弟も生き女神に会えば病気が治してもらえるという思いはあって、それがラスト手前のシーン。唐突に歌で終わるあのシーンは寝ていた弟の最後の夢で、弟が死んでいるの現実。でも弟のことをよく知らない山添(宮崎吐夢)たちはすごく悲しいわけでなく、鴨井(小林高鹿)にしかけたいたずらの写真を見て笑い出す。鴨井は怒り出すが、「どっちに怒ってるの!?」と言われ…そこに姉が戻ってきた…わあ、こう考えるとすごく後味悪いラストだ
わけわかんないような流れのように見えて、ほとんどの役者の行動に意味があって実は理路整然としたストーリー、なんだろうか?俺の解釈が間違っているような気もするし、野田秀樹唐十郎も本人の頭の中では理路整然としてるのかもしれないし…