ドクターキリコ

今日、ホームレスから買ったビッグイシューを読んでいると、オランダでは自殺幇助を含めた安楽死が認められていることを知った。日本ではいまだに尊厳死の問題すら争っているが、オランダでは肉体的のみならず精神的に生きる価値を失った人でも安楽死という選択肢があるのである。実際にオランダでは、自殺幇助による安楽死によって死んでいく人は死因の0.5%になるという。考えてみれば、苦しまずに確実に自殺できる権利が保障されているなんてすごいことだ。しかも未成年にも、親の同意があれば安楽死できるという、それを許す親がいるのか?と疑問も残りつつ12歳以上なら安楽死が認められているのである。
マリファナを真っ先に合法化したオランダである、他の国も追随していくのであろうか?余命いくばくもなく、肉体的に苦しい状態にあるときに安楽死という選択が取れる尊厳死については認められた国も出てきたが、自殺幇助にまでそれを広げる国があるかといえば疑問ではあるが。
万が一、この自殺大国日本でこの法律が制定されたらどうなるかな?そこまで生きてることに疲れ果て、何の未練もない、楽に確実死ねるならとそこまで計画的に自殺できる人がどれだけいるか?ほとんどに人はある種の勢いが必要だろうよ。冷静な計画的自殺を行った人の記録は元伝説のカルトAV女優、現漫画家を精神療養中のため休業中の卯月妙子氏の自伝マンガ、「実録、企画モノ」にてその夫の死をネタにしてるとこがものすごい。人は自殺という選択肢をとる時こんなにまで冷静になれるものか、夫の自殺すらネタにしそれを読む限りは夫の死を当然として受けて止めている、そこには全く違う価値観がある。死にたいと考えたことある人で未読の人は読め!ビレッジヴァンガードなら置いてあるはずだ。近くにないならamazonで買え!
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俺がこの世に未練がなくなり、自殺する時はインドに行って金がつきるまで退廃的生活をして、金がつきたらガンジス川に身を投げるつもりだったが、オランダでマリファナやって飽きたら、医者に殺してもらうという選択肢もできたのかな?オランダのドクターキリコは外国人でも殺してくれるんだろうだろうか。