今年をふりかえる

今年見た芝居の数を振り返ってみる。ラーメンズ関連3本も数に入れると年間トータル39本なり。グループ魂ライブもバンドという設定のコント公演であると考えれば40本に乗るな。落語2本も一人芝居…ってきりがないのでこの辺で。
今年もイイものたくさん見せていただきました、個人的なランキングにしてみましょう。
ベスト
1、砂の上の植物群 KERA・MAP
2、ヤング・マーブル・ジャイアンツ KERA・MAP
3、トーキョーあたり 劇団健康
4、不満足な旅 ペンギンプルペイルパイルズ
5、スラムダンク シベリア少女鉄道
6、ShowTheBlack2 イウ コエ オト 大川興行
7、キレイ
8、パリアッチ
9、Future or NoFuture 拙者ムニエル
10、機械 鏡面仕上げバージョン ペンギンプルペイルパイルズ
1、2、3とケラ、ケラ、ケラ。この人はなんでこれだけ良作を量産できるんだ?来年もコクーンで労働者Mに1年ぶりのナイロンでカラフルメリイ!
4、8、10と倉持裕。岸田とって仕事は増えてるみたいだけど、メジャーになりきらないなあ。PPPP公演がスズナリでおさまらなくなるのも時間の問題のような気もするけど。
5にシベ少の久々にがっつりきまった大仕掛け。もはやくだらないとか笑えるとかを超えた24の瞳以来の超絶演出。こうなるといつかやるであろう青山円形劇場公演が楽しみでなりません。
6に大川興行の暗闇劇第2弾。キャラメルボックスみたいなストレートな感動話が、見せ方を変えることでこれだけ号泣できますか。
7にキレイ再演。再演なのでちょっと順位下げ気味。少ない準備期間でやりきった鈴木蘭々に拍手。酒井若菜木更津キャッツアイワールドシリーズには出演するのか?
9にゴキコンとベクトルが違う下層社会芝居として進化しつつある拙者ムニエル。ゴキコンが肉体労働者階級でムニエルがニート・フリーター階級ね。

ベスト10に入らなかったものにもおもしろかったものがたくさん。今年は金返せレベルの作品には出会わなかったなあ。
でもあえてあげるワースト
アパートの窓割ります シベリア少女鉄道
シアテレが入るってことでテレビでも伝わるものって縛りがあったにしても、ネタが…土屋亮一作品っていう前提がなければ楽しめる作品なんだけど、肩透かし感残りすぎ。