行ってきた。愛知万博

12日、13日とと愛・地球博行って夜行バスで朝に帰ってきました。今日の日記はその全行程を書くので、万博に興味ない人は読み飛ばしてね、長編になるよ。

5/12
11時過ぎのこだまで東京を出発。13:25に浜松に到着して13:30の在来線に乗り換えるはずが間に合わず。しょうがないので、浜名湖名物ウナギ蒲焼きの駅弁をくらい次の電車を待つ。乗り換え案内で調べると次の電車に乗っても17時の夜間割引入場時間には間に合うことが判明して一安心。
岡崎で愛知環状鉄道に乗り換えて万博八草まで行きリニモに乗り換え、万博会場駅へ。万博会場についたのが16:30くらいだけど、夜間入場の列はまだできてない。夜間割引入場券買って、雨が降り始めていたので傘を買おうと思うが会場前にはコンビニ等なにもありません。駅周辺もちょっと見てみるけど、ジュースの自販機くらいしか見つかりません。ここにコンビニ出店したらもうかるだろうなあ、万博開催時期だけで元が取れるかどうかはわからんけど。
17:00に夜間割引券の入場開始。17:00に入場開始じゃなくて17:00に荷物チェック開始なのな。この日は並びもたいしたことなかったけどけっこう待たされて入場したのは17:08。9:00の開場では1時間待ちとかも十分うなづけるな。
入場後企業パビリオンゾーンBへ。トヨタ、三井東芝、日立が結構並んでる中、夢見る山のめざめの方舟が15分後の整理券を配っている。さすが評判最悪のパビリオンだ、整理券配る必要ないんでない?
企業パビリオンゾーンAへ行くと、JRリニア館が3分後に待ち時間なしで入れるということで最初のパビリオン決定。3D映像で迫力はあるんだけど、運転手視点が少なくて上からとか横からとか。なんか企業向けプレゼン映像みたい。
JRリニア館を出ると大雨になっている。とりあえず雨をしのぐために隣の隣の三菱館までダッシュ、屋根があるところで順番待ちでもしようと思っていたのだけど、なんと待ち時間無しで入れるとのことで入る。で、最初のロボット漫才…寒い…次に月がなかった地球をマルチスクリーンで上映。月がなかったら生物の進化が遅れてって話しだけど、月がどうのこうのより、恐竜の映像ばっかし。まんまジュラシックパーク。JRよりはエンターテイメントに徹したってことだけど、もしも月がなかったらって名前はどうかな。
三菱館から出ると雨も上がっており、実にラッキー。めざめの方舟に行くとあいかわらず15分後の整理券を配っている。ある意味怖い物見たさで入るけど、言われてるほどひどくはないんじゃない?完全にアートだし、子供が泣き出すし、意味わからんけど。
その後は適当にあいてる外国館を回る。サウジアラビア館ではCDROMもらった。物販に力いれてるところが多く、ここ雑貨屋だろてなパビリオンもあったな。できれば食事も外国館でと思ってたんだけど、ぼったくり価格のところが多くて結局ワールドレストランで食事をとることに。東南アジアコーナー、ヨーロッパコーナー、中国コーナー、韓国コーナーとあるんだけど、厨房と売り場の会話は全てハングル。チヂミが600円とお手頃なので食う。味はそこそこ。
8:30分頃西ゲートからでて公園西駅からリニモに乗る。人少なっ。万博会場駅からは結構乗ってきたけど、満員にはならずかなりすいてる日だったみたい。
愛知環状鉄道新豊田まで行ってホテルにチェックイン。ここで新豊田駅周辺の喫茶店を探すが全くない。愛知県はファーストフードより喫茶店が多くてモーニングではコーヒー代だけで食事ができるって情報は豊田ではあてはまらないらしい。朝ご飯どうしようかなあ。


5/13
万博八草に8:30到着。リニモにほとんどの人が向かう中、瀬戸会場行きシャトルバス乗り場へ。ちょうどバス来てたけど、満員で乗れず。次のバスを待つけど、なかなか来ない。結局次のバスは8:45くらい。いくら瀬戸会場に行く人が少ないといってももっとバス出してもいいんじゃない?まあ、9:00の開場には間に合い、実際並んでる人も少なかったんで9:04には入れたんだけど。瀬戸会場に入った人のほとんどはモリゾーゴンドラで長久手に向かう。
瀬戸から長久手までモリゾーゴンドラで8分かかるわけだが、それでも北ゲートから通るより早いのかね?東ゲートから日立・トヨタ方面に行く道は朝一閉鎖されてるらしいし、いろんな所で裏技として紹介されてるけど、開場後15分で終了すると言われてる日立・トヨタにほんとに間に合うのかな?俺はまっすぐ瀬戸日本館の整理券をもらいに行くと、無事1回目9:40の整理券をもらえた。しかし時間まであと30分あり、瀬戸愛知県館を見るには時間が足りず、かといって他に見るものもなく、まさにどうしようもない時間。瀬戸日本館を朝一に見るんだったら、9:30に会場到着でいいね。土日だとどうかわからないけど。
瀬戸日本館の目玉はJ・A・シーザー演出による群読「一粒の種」。これが観たくて来たようなもんだけどほんとに良かったよ。これね、万博終わったら全国ツアーやるべきだよ。15分なので入場料500円で1日10回公演。青山円形劇場であたりでやんないかな。
次は11時に日立の事前予約を取っているのでモリゾーゴンドラに乗って長久手へ。このゴンドラがオオタカの営巣地とか保安林の荒廃とかメイン会場が瀬戸から長久手に移っても問題になっていたゴンドラなのだなあ。でも海上の森って雑木林だし、工事することで整備予算も出ればむしろ良いと思うのだがなあ。雑木林ってほっとくと落葉する木がなくなりますよ。オオタカについては海上の森開発はなくなったんだからそこまで神経質にならんでもと思うけど、現状どうなのか報道がないね。営巣地を発見した野鳥の会は継続調査してないんかな?
10:40に長久手に到着。日立までは20分あるけど、他をまわる暇はない。とりあえず他パビリオンの混雑状況でもと見て回ると、どこもすごい人だ。当日予約、整理券などとれる様子無し。めざめの方舟さえ2時間後くらいの整理券を配っている。10:57くらいに日立館に行くとあっさり通される、割と時間にルーズなのね。
日立館、まずは端末を渡され希少動物探索。アテンダントは好きなように回れと言ってるけど、人の流れ通りにしかいけないよこれ。そしてライド。ゴーグルを常にもってなきゃならないってのがつらいけど、視点に合わせて映像が動くってのはすごい。手にセンサーつけてて手乗り動物やれたり、手でエサ投げたり楽しい!そりゃ人気だわ。しかし野生動物にエサ与えるのは御法度では…
それからグローバルハウスに行くとちょうど整理券を配っている、待ち時間無しで14:50のオレンジラボを入手、それから外国館めぐり、やっぱり昼間はけっこう並んでるところ多し。ドイツ館を例外としては10〜30分程度だけど。でも並ばず見れる所に足が向いてしまう。ブルガリア館でヨーグルト購入。明治ブルガリアヨーグルトと全く同じ味だ…フランスの屋台みたいな店でピザ購入、うーん宅配ピザの方がうまい…EXPOドームからIMTSに乗って北ゲートに戻る。IMTSにせっかく乗ったのにいちばん前の車両に案内されてしまう。ああ、無人運転・隊列走行の醍醐味が味わえない。しかし万博内交通でIMTSがいちばん安いのはなんででしょうね。先導するのが人で歩くより遅いグローバルトラムとか子供が追いかけ回す自転車タクシーとかより快適だと思うけど。キッコロゴンドラは高すぎかつ人多すぎ。
ここで13:00だったけど、とりあえずトヨタの2時配布整理券行列を見に行く。とんでもない事になってるけど、スタッフが言うにはまだ17時からの整理券ありの最終公演に間に合うとのこと。どうするかなあ、せっかくきたし1時間ならんでトヨタが見れるならと並ぶことにする。途中何度もスタッフが「気分が優れない方はお知らせください」「水分補給は充分に」と言いにくるけど夏になると確実に熱射病でるぞ。14時に無事17時の回の整理券入手。
グローバルハウスの整理券の時間までは少し時間があるのですいてる外国館をまたうろうろ。シンガポール館で食ったチーズの春巻きみたいなのがなかなかうまー、しかし高い割に量が少ない。やっぱり万博内の料理で最高のコストパフォーマンスを誇るのはフランス館のコースなんであろうな、食わないけど。
14:50にグローバルハウス。オレンジなのでハイビジョンスクリーン鑑賞。え?立ち見ですか?ハイビジョンってテレビ放送開始、カラー放送開始に続く第3の革命とか言ってるけど、そんな衝撃ないって。内容もどんなんだったかな?続いて、展示いろいろ。読売新聞地球版になんかむかいついたのは覚えてるけど、なにが気にくわなかったは覚えてない。そして冷凍マンモス。これは大阪万博でいうところの月の石だね。見たからって「ふ〜ん」てなもんだが、帰って万博行ったと言えば、「マンモス見た?」って聞かれるだろうし、いちおう目玉だし。
16:20に企業パビリオンゾーンに戻ってみると、めざめの方舟の整理券が17:30分からの回を配っている。木曜に比べると人気あるな、木曜はよっぽど人少なかったらしい。スタッフに「今17:45の回の整理券もらえませんか?」と聞くと、「すいません、順番に配ってるので…なにか予定があるんですか?」「トヨタが…」「それは、トヨタを見てください!」それからトイレ行ったり、ジュース飲んだり10分ほどして戻ると、無事17:45の回の整理券を配り始めてて、もらいに行く。先日何も言わないとスロープを渡されることを学習したので、くばってる人に「アリーナください!」ま、スロープとアリーナ両方で見たいってな物好きですけどね。
そして、17:00トヨタ館。まずはMCが登場しアシモみたいなロボットと掛け合い。でロボットがトランペット吹き出して、バンド登場。ロボットが金管楽器演奏するのはどうやってるんだろ?って思うがドラムはなあ。編成上必要かもしれないけど、一体だけ旧世代って感じ。続いてメインショー。いきなりシルクド・ソレイユみたいな感じで上からパフォーマーが登場。でi-unitが縦横無尽に動き回る。光の演出がいい具合でアートとしてもエンターテイメントとしても成立してると思うのだが、眠い…i-footも後半登場するけど、どうももっさりしていてショー向きではないな。
17:30に終了し17:45のめざめの方舟へ。アリーナだと床のスクリーンの迫力が違う。無数の魚の銅像もすごく意味あるものに見える。これは絶対アリーナで見るべきもんだよ、意味不明なことに変わりはないけど。
そこからワンダーサーカス電力館に向かうと30分待ちとのことで、19:20からの三井東芝にちょうどいい時間つぶしだと思い並ぶ。ライド型で次々乗り込んでいくので列が常に動いてて体感時間は短いなと思っていたら、実際の待ち時間も20分。前半はいろいろ映像で楽しませてくれたような気はするんだけど、記憶にない。後半の日本の祭りりいろいろが楽しすぎたので。このときは正味3分くらいだったと思うけど、どっかの遊園地が15分くらいのお祭りライド作れよ!
ここで18:40。これなら夕飯が食えると思い。グローバル・コモン6へ。オーストラリア館でビーフバーベキュースティック。高速サービスエリアの牛串の方がうまい…ベトナム館で1000円とぼったくり価格の鶏肉フォー。うまい、うまいけどぼったくりすぎだろこれ。
そして、19:20事前予約の三井東芝館へ。人類は地球に環境浄化ロボットを残し宇宙へ、そしてある星でコミュニティを築くが宇宙航行の術は忘れられていた。そこにかつて地球から乗ってきた宇宙船が発掘され、その宇宙船は聞いたことのない音(波の音)をメッセージとして送るのだった。うーんどっかで聞いたことのあるような話だな。まあストーリーはどうでもよくて、映画に事前に撮影した自分の顔がCGで登場ってのが肝だからして。一つのブースに20人の客が入り、20人全員が登場するのだけど割と目立つ役をもらえるのは4人くらいかな。しかもコドモがその役になってるのな。アテンダントが撮影後にさりげなくタッチパネルをいじってたので、完全ランダムではなく、ランダム+アテンダントの判断で配役が決まるっぽい。ちなみに俺はほとんど一瞬しかうつらない脇役でしたよ。
西ゲートから退場。団体バス到着場所がそっからむちゃくちゃ遠い。しかも平日で駐車場所はがらがらなのに、駐車場も近いところからバスが止まってるわけではない。駐車する場所で値段が違うんだろな。21:30出発のバスに20:40に行くと、バスがないのはともかく、係員もいない。へ?集合場所間違えた?と思い、旅行会社に電話しましたら「営業時間は終了しており…緊急の場合はこちらまで090-****」その携帯にかけるもいっこうに出ない。ものすごく不安になるものの21時過ぎくらいにツアーの札もった係員登場。乗り込んで、次の日の朝5:00に新宿到着。これにて全行程終了。疲れてるせいもありそこそこ眠れました。金曜日だったのでバスの中で先日買ったV402SHタイガー&ドラゴン見たし。放送時間は名古屋市内だったのでまあ見れる画像でした。