ポツドール ANIMAL

今日の観劇
三鷹市芸術文化センター星のホールにポツドールのANIMALを観に行く。感想はひどいの一言につきる。前衛なのか?今までのポツドールと変らないところは、あまりに実験的な内容であることだが、今回のはなしだろう。台詞を捨てるという手法だったんだが、それならせめてBGMを麻薬的な音楽にすべきではないかと思った、聞いてて苦痛になる音楽を1時間以上聴かされるのはたまらない。たとえばこのサイトで流れてる音楽だったとしたらどうだろう。
http://kimishine.sega.jp/
このサイトのせいでNintendo DSが欲しくてたまらない。この音楽1時間聞かされたらトリップすんだろうなあ。
閑話休題、しかも台詞がない上に内容がいつも以上に何も起こらない、ロードムービー風といえば聞こえはいいが、そういうのは日常であってもそれが面白いと思える題材でなくてはだめだろ。最初の10分くらいは変ったことやってきたなあ、何かしかけがあるんだろと思わせてくれたのだが、30分過ぎたくらいから、いつ終わるんだ…と帰りたくなった。救いは1時間15分と短めだったところ。こんなんで大阪行くのか…うーん今回のを評価してる劇評があれば是非みてみたいってくらいどこをどう楽しめばいいのかわからない。観客をいやな気持ちにさせる手法を突き詰めた結果なんじゃないだろうかとも思う。主宰はこの状況に頭を抱えているか、ほくそ笑んでいるのか、なんとなくわかんないけど後者のような気もするが、自己満足でしかないでしょ、この作品は。

サプライズ
フジテレビから公演祝いの花が届いていて、前の日記で批判した前回公演「激情」が演技者で放送されるらしい。話しとしてはさして面白いとは思えないが、どのような形で映像化して放送できるかたちにするのか興味があるところではあるな。